かみ合わせが良くないと歯の残せる確率が低い?
2021年7月26日
こんにちは!
口元のコンプレックスありますか?
歯並びで悩んでいる人も多いと思います。
出っ歯や、受け口、すきっ歯、でこぼこなど、いろんな歯並びがあり、歯並びやかみ合わせの状況は一人一人全員違います。
悪いかみ合わせを構成する歯並びの分類
悪いかみ合わせを構成している歯並びを分類しますと、3種に分類できます。
- 1つ目:歯のサイズと土台となる骨のサイズに不調和が発生した状態
- 2つ目:上顎と下顎に前後的な不調和が発生した状態
- 3つ目:上顎と下顎に垂直的な不調和が発生した状態
歯は、上顎と下顎それぞれ、「歯槽骨」に植わっている状態にあります。
歯槽骨と歯のサイズの調和がとれていると、きれいに並び、見た目も美しくなるでしょう。
ですが、歯槽骨に対して歯が大きい、歯の大きさに対して歯槽骨が小さい、という際には、うまく並ばず凹凸状態になってしまいます。不調和が軽いと、歯の生えかわりの際や顎が成長する時期に矯正治療を行えば、歯列を少し広げながら歯を抜かずに美しく並べられるケースも。
それに対して不調和が大きいにもかかわらず、歯列を広げて無理矢理歯を並べると、矯正治療を行っても口が閉じづらくなって、後戻りしやすくなるでしょう。
歯の位置を含めたあごの骨の異常は、機能的には咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)、発音、呼吸などの異常を生じさせるとともに、審美的にも、さまざまな障害を引き起こす可能性があります。
矯正治療はオーダーメイド治療
悪い歯並びの要因は、3つが複雑に絡まり合った状態となるので、お口の状態は人ぞれぞれで大きく違う状態となっております。
そのため、矯正治療は、一人一人の特徴を把握して、その結果に対して的確な治療計画を検討後に立案し、治療を行うオーダーメイド治療となります。
かみ合わせは、人それぞれ違います。
一度、かみ合わせ、歯並びで心配なことがあればご相談ください。