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この記事の監修者

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。

院長:内澤 朋哉

監修者
内澤 朋哉

経歴

2009年 北海道医療大学歯学部卒業
2009年 北海道医療大学院歯学研究科
2014年 北海道医療大学歯学部歯科矯正学講座
2015年 こうざき歯列矯正歯科クリニック勤務
2017年 三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科開院

八重歯は抜歯しないと治らない?4本抜歯の表側矯正で改善した症例をご紹介

2026年6月14日

今回は、八重歯と出っ歯を主訴に来院された20代女性の症例をご紹介します。

歯並びのガタつきが強い場合、「抜歯をしないと治療できないのか」「できるだけ歯を抜きたくない」と悩まれる患者さまも少なくありません。

本症例では、歯を並べるスペースが不足していたため、小臼歯4本抜歯を併用した表側矯正(ラビアル矯正)を行い、歯並びとかみ合わせの改善を行いました。

実際の治療経過をご紹介しながら、なぜ抜歯が必要だったのかについても解説していきます。


八重歯を4本抜歯の表側矯正の初診時の状態

患者さまは20代女性です。

上顎の八重歯と前歯のガタつきを気にされて来院されました。

口腔内を確認すると、

  • 上顎犬歯の唇側転位(八重歯)
  • 上下顎の叢生
  • 上下歯列のスペース不足

が認められました。

特に上顎犬歯は歯列から外側へ逸脱しており、歯列全体のスペース不足が強い状態でした。

このようなケースでは、無理に非抜歯で治療を行うと前歯が前方へ突出し、口元のバランスが悪化する可能性があります。

そのため精密検査を行い、適切な治療方針を検討しました。


セファロ分析の結果

セファロ分析とは、矯正治療専用の頭部X線写真を用いて、骨格や歯の位置関係を分析する検査です。

歯並びだけでなく、

  • 上顎骨と下顎骨の位置関係
  • 前歯の傾斜角度
  • 口元の突出感

などを客観的に評価することができます。

本症例のセファロ分析では、

  • Skeletal Class II
  • 上顎前歯は舌側傾斜
  • 下顎前歯は唇側傾斜

という所見が認められました。

上顎前歯は後方へ傾斜し、下顎前歯は前方へ傾斜することで、骨格的なⅡ級関係を歯で補償している状態(デンタルコンペンセーション)が認められました。

また、歯列内には十分なスペースがなく、八重歯を歯列内へ排列するためには抜歯によるスペース確保が必要と判断しました。


パノラマX線写真の結果

パノラマX線写真とは、お口全体を一枚で撮影できるレントゲン写真です。

歯の本数や歯根の状態、親知らずの有無などを確認するために行います。

本症例では、

  • 永久歯の欠損なし
  • 歯根長は標準的
  • 上下左右すべてに親知らずを認める
  • 下顎の親知らずは近心傾斜している

ことが確認されました。

歯根吸収などの大きな問題は認められず、矯正治療を行う上で良好な条件が整っていました。


八重歯を4本抜歯の表側矯正の治療方針

歯列内のスペース不足を改善し、八重歯を歯列内へ排列するため、

上下左右第一小臼歯4本抜歯

を行いました。

治療装置は表側矯正(ラビアル矯正)を選択しています。

抜歯によって得られたスペースを利用し、

  • 八重歯の改善
  • 前歯の排列
  • かみ合わせの改善
  • 歯列弓形態の改善

を目標として治療を進めました。


八重歯を4本抜歯の表側矯正の治療経過

治療経過としては

step1 犬歯の牽引

step2 全体的にでこぼこの改善

step3 抜歯スペースの閉鎖

step4 噛み合わせの改善

抜歯スペースを利用しながら犬歯および前歯を移動させ、歯列全体の排列を整えました。

治療途中では八重歯が徐々に歯列内へ移動し、上下のかみ合わせも改善していきました。

患者さまにも協力いただき、順調に治療を進めることができました。


治療後の写真

八重歯を4本抜歯の表側矯正の治療結果

治療後は、

  • 八重歯の改善
  • 歯列のガタつきの改善
  • 前歯の排列改善
  • 良好な咬合関係の獲得

が認められました。

上下の歯列が整ったことで清掃性も向上し、機能面・審美面ともに改善が得られています。

 

動的治療後は、ちゃんとした歯並びや、咬合を維持できるように、透明で目立ちにくいマウスピース型の保定装置を、取り外しのできない歯の裏側にワイヤーを装着し、歯並びを維持できるように保定を行っています。

動的治療後6ヶ月ら12ヶ月は食事と歯磨き以外の時間は使用してもらい、動的治療1年半になったら就寝時使用と徐々に使用時間を減少させていく予定となっております。2年経過後は、定期的な通院をするかご希望を伺って確認しております。


八重歯を4本抜歯の表側矯正で改善した症例について解説

主訴:八重歯・でこぼこの改善したい

診断名:前歯部叢生

矯正装置:マルチブラケット矯正装置(上下表側矯正)

治療方法:上下顎第一小臼歯抜歯

治療期間:2年6か月

費用:90万円

主なリスク・副作用:

  • 歯根吸収
  • 歯肉退縮
  • 虫歯・歯周病のリスク増加
  • 後戻り
  • 一時的な疼痛

八重歯や出っ歯でお悩みの方へ

八重歯や出っ歯の治療では、すべての症例で抜歯が必要になるわけではありません。

しかし、

  • 歯列のスペース不足が大きい
  • 口元の突出感を改善したい
  • 前歯を無理に前へ出したくない

といったケースでは、抜歯矯正が適応となる場合があります。

当院ではセファロ分析やパノラマX線写真を用いた精密検査を行い、患者さま一人ひとりに適した治療計画をご提案しています。

八重歯や出っ歯でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

矯正相談のご予約・お問い合わせ


歯列を裏側での矯正治療して上下顎前突 口ゴボ、八重歯の改善を検討されている方 なら、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して治療を受けていただけるよう、患者様が感じる疑問や不安を解消するため、丁寧な説明と親身な対応を心がけサポートいたします。治療後は、自然で美しい笑顔が手に入ることを目標としております。また、特に女性に向けて、高く評価される治療内容を提供し、皆様の健康と美容をサポートします。気になることがあれば、いつでもお問い合わせください。クリニックのメニューをチェックして、あなたに適した治療法を見つけましょう。

お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。当院では口腔内スキャナーのi-teroを利用した口腔内情報を再得して、3Dプリントされた歯列模型の模型を使用して裏側矯正の装置を作成します。

矯正治療を通じて、トラブル、失敗を避け美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。

矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、患者様のニーズに応じた適した方法を選ぶことが重要です。目立ちにくく取り外しのできるインビザラインやワイヤー矯正(内側に装置がつく裏側矯正、外側に装置がつく表側矯正)の違い、デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、子供から成人(大人)までの患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた適した治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。利用できる矯正装置も目立たないマウスピース型矯正装置、ハーフリンガル、裏側矯正などのワイヤー矯正装置、部分矯正、子供の矯正(小児矯正)も可能です。症例も開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。治療後は保定装置(リテイナー)で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。 矯正治療により口腔内の環境が変化します。矯正治療中は日常生活での歯ブラシの習慣が重要になってきます。

歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽にカウンセリングのご予約ください。

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(clinic)

住所: 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル地下1階

医院の電話予約: 03-6805-5765

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