三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
リテーナーの一つベッグタイプ 矯正歯科治療後の保定装置について
2021年8月20日
こんにちは
矯正治療が終わって歯並びがきれいな状態に整えられたのち、そのまま放っていると歯は元の位置に戻ろうとする後戻りを起こします。
そこで、当院では、リテーナー、つまり保定装置とよばれる矯正装置を使って後戻りを予防するようにしています。
リテーナーには、取り外し可能なタイプとそうでないタイプがあり、取り外し可能なタイプとしては、ベッグタイプリテーナーというタイプが代表的です。
今回は、ベックタイプリテーナーについてお話しします。
■リテーナーの種類
最後に、リテーナーの種類を見ていきましょう。リテーナーにはいくつかの種類があるので、自分に合ったものを選択することが大切です。
○床タイプ
床タイプは、歯の表面をワイヤーで固定して、内側にはプラスチックでできたプレートがついているものです。ベッグタイプやホーレータイプとも言われ、取り外しが簡単で、歯磨きなどがしやすい特徴を持っています。
口を開けると針金が目立つので、審美性を気にする方にはあまりおすすめできません。プラスチックのプレートが口腔内に触れるため、着け心地は慣れるまで時間がかかることもあります。
上下の歯がきちんと噛み合うので、噛み合わせは違和感が少ないでしょう。
○マウスピースタイプ
マウスピースタイプは見た目を気にされる方にオススメできる透明のリテーナーです。
歯をすべて覆うものであり、薄いプラスチック製です。強度はあまり高くありませんが、透明なので気づかれにくいという特徴があります。
装着時に発音を妨げることはありませんが、慣れるまでは使い方に気を付けましょう。
○ワイヤータイプ
ワイヤータイプのリテーナーはフィックスタイプとも呼ばれ、歯の裏側に約0.5㎜の細い針金を接着して固定するので、取り外しができません。
虫歯や歯周病、歯肉炎などのリスクを抑えるため、日ごろのケアや定期的なクリーニングを受ける必要があります。
■リテーナー(ベッグタイプ)とは
取り外し可能なタイプとして、最も広く利用されているのが、このベッグタイプリテーナーです。
原則的に上顎の歯に装着します。
ベッグタイプリテーナーは、歯の内側にレジンというプラスチックのベースを設け、そこから延ばした唇側線とよばれるワイヤーで歯の外側を覆う構造をしています。
ワイヤーが歯並び全体を包み込むという形状から、ラップ・アラウンド・タイプ(wrap around type)リテーナーともよばれます。
ベッグタイプリテーナーは、小臼歯を抜歯したケースなどの本格的な矯正治療を行った後の保定を目的に用いられます。
■リテーナー(ベッグタイプ)の適応
- 隙間が多かったケース
歯と歯の間に隙間が多い歯並びを空隙歯列といいます。
ベッグタイプリテーナーは、空隙歯列を治療した後に、再び広がろうとする後戻り現象を予防するのに優れた効果を発揮します。 - 小臼歯を抜歯したケース
小臼歯を抜歯して、歯並びを整えた場合、前歯が移動したり、抜歯した部分が再び広がったりしやすい傾向があります。
ベッグタイプリテーナーはこのような後戻りを予防するのに、とても効果的です。

ベッグリテーナーは隙間が多かった/小臼歯を抜歯した場合に効果的
■リテーナーベッグタイプ(Begg)のメリット
- 清掃性が高い
ベッグタイプリテーナー(Beggリテーナー)は取り外しタイプのリテーナーです。
外して簡単に洗えますから、リテーナーを難なく清潔に保てます。 - 虫歯や歯周病のリスクが低い
リテーナーを外せば、普通に歯を磨くことができます。
磨き残しは虫歯や歯周病の原因となりますから、ベッグタイプリテーナー(Beggリテーナー)は虫歯や歯周病のリスクが低いリテーナーといえます。
■ベッグタイプリテーナー(Beggリテーナー)のデメリット
- 自己管理が大切
ベッグタイプリテーナー(Beggリテーナー)は食事や歯磨きのときを除き、1日のほとんどの時間つけ続けなければなりません。
もし、外したあとつけるのを忘れていたりすると、装着時間が短くなってしまいます。
Beggリテーナーの装着時間が短くなると後戻り防止の効果も低くなってしまいます。 - 慣れるまで違和感がある
ベッグタイプリテーナー(Beggリテーナー)は、歯の内側を広くレジンのベースで覆う構造をしています。
そのため、舌が当たりやすく、慣れるまでの間は、違和感が大きいだけでなく、会話もしにくくなります。
当院での相談は、患者様の疑問や不安、希望に対して、何度でも患者様が納得するまでお答えすることを心がけております。
疑問や不安、希望をお持ちのままで、解決できていない方、矯正治療が初めての方でもわかりやすく、丁寧にご説明いたします。
矯正歯科治療の矯正治療のご予約・お問い合わせ
治療を検討されている際は、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。
トラブル、失敗を避け後悔しない美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。
歯列矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、患者様のニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。インビザラインやワイヤー矯正の違い、デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる矯正装置も目立たないマウスピース型矯正装置、ワイヤー矯正装置、部分矯正、も可能です。症例も八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。治療後は保定装置で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。
歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください
当院では裏側矯正(リンガル)でも高い質の医療を常に提供しております。
当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。土曜日、日曜日も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。
診療日は
月 水 木 金 土 日 の上
休診 休診日 は
火と祝日
虫歯やセラミックなどの被せ物は
一般歯科での診療をお勧めしてます。
親知らずの抜歯は口腔外科をお勧めしております。
住所、アクセスについて
三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科
住所: 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル地下1階
医院の電話 番号: 03-6805-5765
ちなみに
歯列矯正は、歯並びや顎の骨格に問題がある場合に、歯を患者様にとって適切な位置に動かすための治療法です。軽度の叢生から重度のねじれまで、さまざまな症状に適応する治療法が存在し、歯科医と相談して計画を立てることが重要です。特に、永久歯が生えそろった大人でも、しっかりとした装着器具を使用することで効果的に歯を動かすことが可能です。
装置の種類は多く、取り外しができるものや、舌側に装着することで目立ちにくいものもあります。そのため、見た目が気になる方にはおすすめの選択肢としてインビザラインや舌側矯正があります。矯正治療にかかる期間や費用は、症状の程度や使用する装置により異なり、治療の相場はクリニックや治療法によって大きく変動します。
指しゃぶりなどの癖が原因で、乳歯や顎の成長に悪影響を及ぼすケースもあり、放置すると骨のバランスが悪くなる可能性があります。早めに歯科医に確認し、適切な治療法を選ぶことが重要です。
また、歯列矯正中は歯磨きや食事に注意が必要です。装置が歯にしっかりと固定されているため、歯磨きを怠ると虫歯や歯槽膿漏など悪影響が出ることもあります。定期的な調整と自身のケアが、治療を成功に導くポイントとなります。
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